1セント硬貨がなくても、1セント単位の価格は残る

消えた1セント硬貨と現金の丸め方

シンガポールでは1セント硬貨が現在発行されていないため、同じ買い物でも現金払いと電子決済で最終額が数セント違うことがあります。

現在発行される最小硬貨は5セントですが、価格は今も1セント単位で計算できます。1セント硬貨の発行をやめても、会計上の「セント」が消えたわけではありません。現金の最終額を丸めるかどうかは、事業者が実務に合わせて決められます。

まず結論 店舗が現金合計を丸める場合、商品ごとの値札ではなく、最後に表示される支払額を確認してください。IRASによると、切り上げるか切り下げるかは店舗の判断です。このサイトでは現在発行されている5、10、20、50セントとS$1硬貨を紹介しています。カードや電子ウォレットなら通常、1セント単位の合計をそのまま支払えます。

現金とカードで最終額が変わることがある

S$12.31計算どおりの合計額S$12.30現金なら丸められた合計額S$12.31電子決済なら元の合計額

値札ではなく、会計の最終額を見る

最後は5セント単位計算→方法の選択→決済
商品表示価格はそのまま
税金またはサービス実際の合計を計算する
現金店のルールに従って最終額を丸める
電子通常は1セント単位のまま

端数処理は国が課す追加料金ではない

IRASによると、1セント硬貨の発行終了後に支払額を丸めるかどうかは各事業者の判断です。政府が一律に課す手数料ではありません。店はルールを分かりやすく示し、現金会計の最終額に一貫して適用することが望まれます。

5セント単位の端数処理では切り上げも切り下げもある

5セント単位に丸めると、合計額は下がることも上がることもあります。たとえばS$12.31はS$12.30に、S$12.33はS$12.35になる場合があります。目的は会計を簡単にすることで、店と客のどちらかが必ず得をする仕組みではありません。

昔の1セント硬貨と現在の発行状況は別の話

MAS発行のシンガポール通貨は、新規発行が終わった額面でも法定通貨として残る場合があります。ただし旅行者が実際に受け取るのは、5・10・20・50セント硬貨とバイメタルのS$1硬貨が中心です。旅の小銭入れもこの組み合わせで考えましょう。

レストランでは全額を計算してから丸める

メニューに「++」が付く店では、まずサービス料とGSTを計算し、その後に現金の最終額を丸めます。サービス料や税金を加える前のメニュー価格を丸めるわけではありません。

この考え方はほかの国でも役立つ

最小硬貨を廃止しても、電子決済上の細かな単位は残す国があります。シンガポールはその違いが分かりやすい例です。「セント」は今も通貨単位ですが、現在発行される最小硬貨は5セントで、現金かカードかによって最終的な支払額が変わることがあります。