メニュー、最低利用額、カラフェ

カフェの会計を読み解く

注文前に、表示価格、カードの最低利用額、menuとcarteのどちらを選ぶかという3点を確認すれば、フランスのカフェ会計は難しくありません。

フランスのカフェやレストランでは、税金とサービス料を含む価格を表示することになっています。会計後に計算し直すのではなく、席に着く前に店頭やメニューの表示を確認するのが旅行者にとっていちばん役立つ習慣です。

まず結論 表示価格を支払額の基準にし、掲示されたカードの最低利用額を確認しましょう。コーヒーなど少額の支払いに備えて小銭や少額紙幣を持ち、食事中に無料の水を頼むときは、 「ユヌ・カラフ・ドー(une carafe d'eau)」 と言えば通じます。

「menu」と「carte」は別もの

le menu(セットメニュー)複数の料理を定額で組み合わせたセット。ランチでは割安なことがよくあります。
la carte(アラカルト)料理を一品ずつ選んで注文する方式で、合計額もmenuとは異なります。
prix service compris(サービス料込み)税金と所定のサービス料が表示価格に含まれています。
minimum CB(カード最低利用額)店がカード払いの最低利用額を設定し、店頭などに表示している場合があります。

カード払いは一般的でも、店に受け付ける義務はない

VisaやMastercardは広く使えますが、店がカードを受け付けなかったり、明示した最低利用額を設けたりすることがあります。旅行中の多くをタッチ決済で済ませる場合でも、パン屋、市場、小さなカフェのために5ユーロ札、10ユーロ札と硬貨を少し持っておくと便利です。

無料の水を頼むフレーズ

食事中は、普通の水道水を無料で頼めます。 une carafe d'eau, s'il vous plaîtと言いましょう。ボトル入りのミネラルウォーターは別の商品なので、会計に加算されます。

注文を決める前に価格が分かることが大切

レストランは営業時間中、店外にメニューと価格を掲示し、カフェも主な飲み物について量と価格を表示する必要があります。テラス席だからといって、会計時に突然違う価格を出してよいわけではありません。掲示を確認し、席によって価格が異なるようなら注文前に尋ねましょう。

ATMや決済端末ではEURを選ぶ

ATMや決済端末が自国通貨での支払いを提案する場合、それは動的通貨換算(DCC)です。通常はEURを選ぶと、カードブランドと発行会社が換算を行います。確定する前に、端末側の手数料も確認してください。