出国まで持ち歩く¥200以上のレシート

手続きが速くなった中国の旅行者向け税還付

買い物で支払ったVATは、空港へ行く前にも、空港での手続き後にも一部が還付される場合があります。ただし、店舗、パスポート、商品、出国港の情報が一連の手続きとして結び付いている必要があります。

中国は出国時税還付制度を急速に拡充しています。2025年には同じ対象店舗での1日当たり購入基準が200元へ引き下げられ、即時還付が全国へ拡大しました。2026年の改正では、ペーパーレス確認、地域をまたぐ手続き、小額申請の現物検査簡素化が導入されました。

まず結論 指定された税還付対象店で同じ日に200元以上購入し、対象となる渡航書類で本人確認を受けます。商品は未使用のまま、出国時に提示できるよう保管してください。通常の出国時還付か、カードの事前承認を使う即時還付かを店で確認し、出国地では税関と還付機関の最新案内に従います。

還付手続きの3段階

STORE対象商品 + 身分証明書 + 返金記録
CUSTOMS電子確認または選択的な現物検査
AGENCY払い戻しまたは事前承認の解除

200元から申請対象になる

基準は、1人の海外旅行者が同じ日に同じ対象店舗で200元以上購入することです。別々の店のレシートを合算して条件を満たすことはできません。店舗自体が出国時税還付制度へ登録されている必要があります。

実際の還付率は表示の増値税率より低い

払い戻し計算還付率 − 取扱手数料
対象となる請求金額VAT込み
公表還付率11%または8%
還付事業者の取扱手数料2ポイント
最終金額検証対象

即時還付は先払い。手続きはまだ終わらない

購入時即時還付に対応する店舗では、同意書へ署名し、事前承認用に本人名義のクレジットカードを提示すると、還付額を人民元で先に受け取れます。適切な出国確認が済めば与信枠は解放されます。申請が認められない、または予定どおり出国しない場合は、そのカードから前払い分が回収されます。

2026年7月から空港での確認が簡素化

1万元未満の商品の申請は、全品を自動的に確認する方式ではなく、無作為の現物検査になりました。金額が大きい申請は引き続き全品検査の対象です。ペーパーレス照合で税関と還付事業者は記録をオンライン確認できますが、商品と必要書類はすぐ提示できるようにしておきましょう。

地域をまたぐ手続きは長距離旅行にも便利

2026年の制度では、ある対象地域で受けた即時還付を、別地域の対象出国地で完了できます。即時還付後に出国できる全国共通の期限は28日へ延長されました。前払い分を自由に使える確定資金と考える前に、旅程と出国地が条件を満たすか確認してください。

使用済みの商品は通常対象外

対象商品は個人使用目的で、未使用・未消費のまま中国から持ち出す必要があります。サービス、すでに食べた食品、国内に残す品は対象になりません。預け荷物を航空会社へ渡す前に税関が確認できるよう、還付対象品は取り出せる場所へ入れてください。