中国の決済市場は単純なキャッシュレス社会ではなく、複数の手段が重なっています。国内カード網ではUnionPayが広く、日常の支払いではモバイルウォレットが主流です。海外発行カードは対応ロゴのある店で使いやすく、人民元の現金も法定通貨として正式な予備手段です。
中国で使える3つの支払い方法
中国でUnionPayが重要な理由
中国本土外で発行されたUnionPay(銀聯)カードは、本土のPOS端末で特に広く受け入れられています。Visa、Mastercard、American Express、JCBなどは、表示されるロゴと店側の設定によって利用可否が決まります。現地の銀行カードを受け付ける端末でも、すべての海外発行カードに対応しているとは限りません。
現金は使えるが、お釣りが出ないように用意すると便利
中国の現行規則は、合法的な支払い方法を選ぶ権利を守り、通常の取引で事業者が人民元の現金受け取りを拒むことを禁じています。ただし、小さな売店にお釣りが必ずあるとは限りません。10元札と20元札に加え、1元札や硬貨も数枚持ちましょう。
必要最小限の現金を用意する
まずATMの対応ネットワークを確認する
Visa、Mastercard、UnionPayなど、自分のカード網のロゴがあるATMを使います。上海市の旅行者向け案内では、ATMごとに1回当たりの引き出し上限があり、カード発行会社が別の上限や手数料を設ける場合もあると説明しています。銀行併設のATMなら、問題が起きたときに正式な窓口へ相談しやすくなります。
現金の引き出しは人民元建てで
ATMが引き出し額を自国通貨へ換算すると表示したら、レートと上乗せ額をよく確認してください。CNYのまま進めれば、通常は自分のカード網または発行会社が換算します。海外利用手数料やキャッシング手数料は別にかかる場合があるため、出発前に確認しましょう。
2万元が現金申告の基準
中国税関は、現金を中国へ持ち込む、または中国から持ち出す際、RMB 20,000から申告規則の対象になると案内しています。通常の旅行用資金はこれを大きく下回りますが、団体資金や長期滞在、デジタル決済への不安を大量の現金で補おうとする場合には重要な上限です。
