マレーシアのチップは、会計の項目を分けて考えると分かりやすくなります。気軽な屋台では表示価格がそのまま支払額になることが多い一方、ホテルやフルサービスのレストランではサービス料、該当する売上・サービス税、または両方が加算される場合があります。チップはその後に自分の意思で加える、サービスへの任意のお礼です。
まず結論 チップを加える前に、メニューと明細を見てサービス料とSSTの有無を確認しましょう。マレーシアのサービス税制度に該当する飲食サービスには現行の飲食向け税率が適用されますが、レストランのサービス料は店側が別に設定する料金です。すでにサービス料が含まれているなら、さらに一定割合を足す必要はありません。特に良いサービスには、任意で少額を渡すか端数を切り上げる程度で十分です。
一つの表示価格が四つの項目に分かれることも
MYR建ての最終合計を確認メニュー価格 + サービス料 + SST + 任意のチップ
メニュー価格料理やサービスの価格
サービス料店側が設定する料金
SST適用される政府税
追加のチップ渡すかどうかは自分で決める
プラス記号があれば、下に続く最終金額を確認
NETT最終価格として表示+追加される場合あり++サービス料と税が加わる場合あり
サービス料とサービス税は別のもの
マレーシア王立税関では、サービス料とサービス税を別のものとして扱っています。現行のSST制度では飲食サービスに所定の税率があり、任意のチップは別扱いです。実際の会計では、全国どこでも同じだと思い込まず、レシートに記載された項目名と金額を確認してください。
ホーカーではチップを前提にしない
ホーカーセンター、コピティアム、カウンター式の屋台では、表示された合計額をそのまま払えば十分です。レストランのような一定割合のチップを足す必要はありません。必要な店では食器を返し、注文をはっきり伝え、小額のリンギットを用意しておく方が、料理ごとにチップを計算するより実用的な心遣いです。
ポーターやガイドには任意でお礼を渡せる
親身な対応をしてくれたポーターやガイドなどには、渡したいと思えば少額の現金でお礼をしても構いません。ツアーではチップが別料金として示される場合と、旅行者の判断に任される場合があります。ガイドやドライバーへの金額を決める前に、ツアー代に何が含まれているか確認しましょう。
カードをかざす前に最終金額を決める
カード端末では、サービス料と税を加えた後のMYR総額を確認します。追加する場合は金額を明確に伝えるか自分で選択し、レシートを保管してください。チップはサービスへのお礼であり、不明な追加項目や望まない自国通貨換算を覆い隠すものではありません。
