旅先によっては、現金の両替は空港で慌てて済ませるものになりがちです。マレーシアの都市では、認可された両替所が繁華街やショッピングモールに並ぶ日常的な存在です。大きなレート表は比較しやすい一方、売値と買値は店側の視点で書かれています。手数料や紙幣の状態による条件も含め、最後に受け取る金額まで見なければ本当に有利かは分かりません。
両替所側の視点で買値・売値を読む
派手な看板より営業認可を確認
Bank Negaraは、認可を受けた送金・両替事業者と承認代理店の名簿を公開しています。立派なレート表が認可の代わりになるわけではありません。規制当局の最新名簿を確認し、記載された店舗で取引し、受け取った紙幣を数えて問題がないと確認するまでレシートを保管してください。
紙幣の状態で提示レートが変わることがある
両替所によっては、旧デザイン、書き込みのある紙幣、高額な外貨紙幣に別の条件を適用します。実際の紙幣を見せ、表示レートが適用されるか尋ね、最終的に受け取るリンギット総額を比較してください。見かけのレートが少し良くても、1枚を拒否または減額されれば不利になります。
ATMでは銀行と運営会社の2種類の手数料に注意
自国の銀行が海外ATM手数料や為替上乗せを課し、さらにマレーシアのATM運営会社が現地手数料を表示する場合があります。運営会社の手数料は確定前の画面で確認してください。回数を抑えて計画的に引き出せば固定手数料の重複を減らせますが、使いにくいRM100札ばかりを大量に受け取らないよう注意しましょう。
ATMではMYRを選ぶのが分かりやすい
ATMが引き出し額を自国通貨で表示して換算を勧める場合、そのATM独自の為替レートが使われます。MYRを選べば、通常はカード会社や国際ブランド側が換算します。上乗せ率が表示されたら確認し、見慣れた国旗だけで選ばず、条件を比べて決めましょう。
実際に使いやすい額面を頼む
カウンターで合計を確認したら、紙幣の組み合わせも見ましょう。RM5、RM10、RM20は、フードコート、市場、短距離の移動で特に便利です。計算どおりの金額でも高額紙幣ばかりでは使いにくいため、可能なら小額紙幣を混ぜてもらえるか丁寧に頼みましょう。
