タイには公式な1日あたりの推奨現金額がなく、全員に同じ金額を勧めると誤解を招きます。カード対応のホテルやバンコクのモールを回る人と、市場、離島、小さな地元店を訪ねる人では、現金を使うペースが違います。
次に安心して使えるATMまでの現金を考える
次に安心して使えるATMまでに、現金払いになりそうな支出をまず数えます。そこへ食事1回、近距離の移動1回、予定変更に備えた少しの余裕を加え、前払い済みか確実にカードで払える費用を差し引きます。旅行日数に一律の1日額を掛けるより、実際の旅程に合った金額になります。
| 旅のリズム | 現金の持ち方 | なぜ |
|---|---|---|
| バンコクまたは主要都市滞在 | 少なめに持ち、便利な場所で補充 | カード対応店やATMは、都市部と観光地に集中しています。 |
| ナイトマーケットと屋台の日 | 20、50、100バーツ札を多めに | 合計額より、実際に使いやすい額面が大切です。 |
| 離島、地方ルート、長距離移動 | 遠出の前に余裕を増やす | 次のATMは遠かったり、利用できなかったり、戻るのに費用がかかったりします。 |
| 家族やグループ | 食事や交通を人数分に調整 | 現金払いの食事や移動は、複数人分をまとめて払うことがあります。 |
| 宿泊費支払い済みのリゾート滞在 | 普段は少なめ、遠出の分を追加 | 宿泊費は支払い済みでも、現地の追加費用は別です。 |
店で使いやすい紙幣をそろえる
1,000バーツ札4枚ならかさばりませんが、小さな支払いには不便です。市場、タクシー、小さなカフェへ行く前に、100、50、20バーツ札も混ぜておきましょう。ATMから出た高額紙幣は、大型店、ホテル、コンビニで実際に買い物をするときに崩します。小さな屋台を両替所代わりにしないことも大切です。
ATM手数料を考えて引き出す間隔を決める
ATMとカード発行会社の両方が手数料を取る場合、少額を何度も下ろすと割高です。反対に、一度に大金を下ろせば手数料の回数は減りますが、管理する現金が増えます。旅程、カードの手数料、持ち歩ける額に合わせて中間のペースを選びましょう。
現金を用途別に分ける
- 今日使う分: 普段使いの小額紙幣を財布に入れておく。
- 次の区間用: 宿泊先か、次に現金を入手できる場所までに必要な額。
- 予備資金: 普段の買い物では触らない、安全な場所の現金。
- 予備カード: 普段使いの財布とは別に保管する予備カード。
紙幣の組み合わせを決める前にCash Counterで確認
Cash by Countryのメインツールで分かりやすい金額をタイバーツに換算し、どんな紙幣の束になるか見てみましょう。予算表の「4,000」という数字と、茶色の1,000バーツ札4枚を見るのとでは印象が違い、小額紙幣が必要かどうかもすぐ分かります。
バーツ紙幣の組み合わせを見る →移動区間が変わる前に補充
現金を考えるなら、フェリー乗り場や人里離れた宿、現金中心のアクティビティへ着いてからではなく、ATMを使いやすいうちが安心です。毎晩、翌日の旅程を確認し、次の区間で必要なときだけ補充しましょう。
多額の現金には申告ルールがある
タイ銀行の規則では、一定額を超えるバーツや外貨に申告が必要です。通常の旅行用現金がこの基準に近づくことはまずありません。合計45万バーツ超、または1万5,000米ドル相当を超える外貨を持つ予定なら、旅行用の目安ではなく最新の公式ルールを確認してください。
