スウェーデンは1995年にEUへ加盟しましたが、ユーロは導入していません。ERM IIにも参加せず、導入目標日もありません。そのため欧州周遊では、クローナはほぼ固定額の別名ではなく、別途考える必要がある変動通貨です。
通貨を理解するための3つの表記
スウェーデンの通貨はユーロではなくクローナ
欧州委員会によれば、スウェーデンはまだユーロを導入しておらず、ERM IIにも参加せず、導入目標日もありません。デンマーク・クローネとユーロの厳格に管理された関係とは異なり、スウェーデン・クローナは変動相場制です。そのためEUR、USD、GBP、NOK、DKKに対する価値は、旅行計画時から到着時までに目に見えて動くことがあります。
見慣れた「kr」に3つの通貨が隠れる
スウェーデン、ノルウェー、デンマークはいずれも「クラウン」系の通貨を使い、略号として krと表示することがあります。SEK、NOK、DKKは相互に使える通貨ではありません。北欧を周遊するときは価格を3文字コード付きで記録し、橋や国境のどちら側でレシートが発行されたか確認してください。
端末も別の換算レートを提示する
ユーロを受け取るかは店の判断。国の通貨が変わるわけではない
ホテル、国境付近の店、観光客向け窓口が任意でユーロ紙幣を受け取ることはあります。ただし、EURが日常の法定通貨になるわけでも、銀行並みのレートが保証されるわけでもありません。ユーロを渡す前にSEK建ての合計と換算レートを尋ねてください。釣り銭がクローナなら、1回で済むはずの換算が2回になります。
参考レートは小売レートの保証ではない
Riksbankはスウェーデンの銀行営業日に、ECBの市場データをSEK換算した参考為替レートを公表しています。比較には役立ちますが、カード、ATM、両替所が同じレートで取引する保証ではありません。実際の取引は、最終的なSEK額、運営者手数料、カード発行会社の手数料を合わせて判断してください。
頼りになる備えは価格感覚
到着前に100クローナと500クローナのおおよその換算額を覚え、相場が変わったら更新します。変動するクローナを固定額とみなさずに、桁の間違い、不利な換算、予想外に高いレストラン会計へ気付ける感覚が得られます。
