スウェーデンではカードで簡単に支払える場面が多い一方、Swishの番号しか表示されていない店などでは戸惑うかもしれません。Swishは電話番号、銀行口座、Mobile BankIDを使って個人や店へ即時送金する仕組みで、現地の生活に深く根付いています。ただし、旅行者が誰でも使えるウォレットではありません。海外発行カードを用意し、対応できない場面に備えて少額の現金も持ちましょう。
メインカード、予備カード、少額のSEK現金
Swishにはスウェーデンの銀行サービスの利用が前提
Swishは携帯電話番号を参加銀行の口座へ結び付け、送金をMobile BankIDで承認します。BankIDの発行条件には、スウェーデンの個人番号と発行銀行との口座関係が必要です。一部銀行が海外の電話番号を受け付けても、銀行口座とBankIDという条件はなくなりません。SwishのQRを見たら、空港でアプリを入れようとするのではなく、カードか現金で払えるか尋ねてください。
現金を受け取る義務があるのは一部の店
有効な現金でも、すべての店で使えるとは限らない
新しい現金受付義務の対象は食料品店と薬局に限られます。それ以外では契約自由の原則により、レストラン、美術館、カフェ、小売店がキャッシュレスにしたり、硬貨や1,000クローナ紙幣を断ったりできます。注文前に入口と会計の表示を確認してください。現金は有用な予備ですが、スウェーデンでは通貨が有効かだけでなく、その店が受け取るかも重要です。
スマートフォンが使えないときはカード本体が頼りになる
スマートフォンのウォレットは手早く支払えますが、スウェーデンの決済障害への備えに関する案内では、カード本体と暗証番号も明示されています。タッチ決済に対応した端末でも、カードを差し込んで暗証番号を入力するよう求められる場合があります。生活必需品をオフラインでカード購入するための仕組みも、カード本体の利用を前提としています。少なくとも1枚はスマートフォンケースとは別に保管し、暗証番号も確認しておきましょう。
端末ではクローナ建ての決済を選ぶ
決済端末やATMが自国通貨建てを提示する場合、その便利さは別料金の換算サービスです。上乗せ率を比較し、カード発行会社のレートより有利だと確認した場合を除き、SEKを選びます。自分の銀行が海外利用手数料や現金引出手数料を課す場合もあるため、費用を抑える第一歩は持参するカード選びです。
旅行中の使い道に合わせて現金を引き出す
BankomatはスウェーデンのATM網の多くを運営し、ほかの事業者も存在します。安全な場所にある稼働中のATMを使い、運営者手数料を確認し、選べるなら小額紙幣を指定してください。デジタル決済を好む店が多い国では、短期旅行者に必要なのは分厚い札束ではなく、予備の買い物に足りる額です。
