現地の決済を使いこなす

旅行者向けUPIガイド

インドでは、小さな店でもQRコードで決済できます。ただし、旅行者が利用するには、カメラで読み取れるだけでは不十分です。利用登録とチャージを済ませた、対応するUPIウォレットが必要です。

UPIは、インド国立決済公社が開発したインドの即時決済システムです。観光客だけを対象とした特別な機能ではなく、加盟店が日常的に利用する決済基盤です。旅行者向けの利用手段がUPI One Worldです。インドを訪れる旅行者向けに設計されたプリペイドウォレットで、UPIネットワークに参加する加盟店への支払いに利用できます。

ここが大切 海外発行のクレジットカードやデビットカードを持っているだけでは、UPIのQRコードで支払うことはできません。スマートフォンで支払うには、UPI One Worldに参加する事業者のサービスを選び、本人確認を完了して、ウォレットにINRをチャージする必要があります。

旅行者が使い始めるまでの手順

アプリを入れて提供事業者を選ぶUPI One Worldに参加するアプリや事業者を選んでください。インドの銀行口座を前提とする国内向けウォレットを、対応を確かめずに選ばないようにしましょう。
KYCによる本人確認を完了するNPCIの案内では、対面での本人確認にパスポートと有効なビザが必要です。手続きに対応する場所は、事業者や窓口によって異なります。
ルピーをチャージする対応するカード、外貨の両替、現金など、事業者が案内する方法でプリペイドウォレットにチャージします。
加盟店のQRコードを読み取る店のQRコードを読み取って支払います。利用できない場合に備え、現金とカードも用意しておきましょう。

小さな店での支払いに役立つ

旅行者向けウォレットが使えるようになると、国際カード用の端末がなくてもUPIに対応している小さな店で支払えます。NPCIは、商店、交通機関、レストラン、ホテル、旅行予約などでの利用を案内しています。観光客向けの施設だけでなく、現地の日常的な買い物に使えることが、この決済手段の魅力です。

UPIは便利な第三の支払い手段UPIを使えるからといって、現金の準備が不要になるわけではありません。利用開始の手続きができる場所、本人確認、利用資格、限度額、チャージ方法は変わることがあります。早めに設定を済ませ、カードとルピーの予備現金も持っておきましょう。

UPIを安全に使う手順

  • 承認する前に、加盟店名とルピーの金額を確認してください。
  • 支払先の加盟店が提示したQRコードだけを読み取ってください。
  • アプリで支払い完了を確認してから、その場を離れましょう。
  • UPI PINを共有したり、自分が開始していないリクエストを承認したりしないでください。
  • 設定に不安がある場合や通信状態が悪い場合は、現金またはカードを使いましょう。

残高を残して出国する場合

NPCIによると、未使用の残高は元のチャージ元へ返金するか、外国為替規則に従って現金で引き出せます。出国間際まで確認を先延ばしにせず、ウォレットの利用を始めるときに、事業者の最新の利用終了・返金手続きを確認しておきましょう。